仏性とは?捉われた心を解放する、迷いの窓と悟りの窓。源光庵
源光庵は約670年前に臨済宗⼤徳寺2代・徹翁国師(てっとうこくし)によって開創され、1694年に⼤乗寺27代・卍⼭道⽩禅師(まんざんどうはくぜんし)が住持してからは曹洞宗の寺院となりました。 ◆庭園レポート 源光庵は「悟…
源光庵は約670年前に臨済宗⼤徳寺2代・徹翁国師(てっとうこくし)によって開創され、1694年に⼤乗寺27代・卍⼭道⽩禅師(まんざんどうはくぜんし)が住持してからは曹洞宗の寺院となりました。 ◆庭園レポート 源光庵は「悟…
滋賀院門跡は1615年に天海(天海についてはこちら)が後陽成天皇より法勝寺を賜り、移築され後水尾上皇より滋賀院の号を賜ったお寺です。 ◆庭園レポート 滋賀院門跡はみどころがたくさん。まず寺院の外観の穴太積み(あのうづみ)…
毘沙門堂門跡の創建は大宝三年(703)。文武天皇の勅願(勅願)で僧行基によって開かれた。その後、たび重なる戦乱から苦難の道をたどり、寛文五年(1665)山科安朱の地に再建。後西天皇の皇子公弁法親王が入寺してより門跡寺院と…
由志園は大根島の風光明媚な環境に日本庭園を造ろうと門脇栄氏によってつくられた山陰最大級の池泉回遊式日本庭園です。大山を模した築山、名勝地「鬼の舌震」や宍道湖、中海を表現。水の流れは、日本海へ至り、弓ヶ浜を表した広大な州浜…
妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山で、広大な敷地内には46にも及ぶ寺院や塔頭が建ち並んでいます。その塔頭のひとつ、東海庵には三つの庭園があります。 ◆庭園レポート 「無」を表した方丈庭園は手水鉢以外なにもなく、この上なく清浄…
金沢市、長町武家屋敷跡は土塀や石畳の小路が残った豪壮な武家屋敷が立ち並ぶエリア。伝統環境保存区域および景観地区に指定されています。野村家の屋敷では珍しい日本庭園が鑑賞できます。 野村家は前田利家が金沢城に入城した時に直臣…
金沢の兼六園は水戸偕楽園、岡山後楽園とならぶ日本三名園の一つとして有名です。江戸時代の代表的な大名庭園として、加賀歴代藩主により長い歳月をかけて形づくられてきました。 兼六園の築庭は、城に面する傾斜地の部分からはじまりと…
後水尾上皇の指示で造営された離宮(天皇や上皇の別邸のこと)です。谷川をせき止めた人工池を中心とした、広大な庭園とその関連建物から構成されています。桂離宮・仙洞御所とならび、王朝文化の美意識の到達点を示すものとなっています…
南禅寺は、京都市左京区にある臨済宗南禅寺派大本山の寺院。亀山上皇は1289年40歳の時に出家して法皇となりました。寺号は正しくは太平興国南禅禅寺といいます。 ◆庭園レポート 南禅院には夢窓疎石の作と伝わる池泉回遊庭園があ…
南禅寺は、京都市左京区にある臨済宗南禅寺派大本山の寺院。亀山上皇は1289年40歳の時に出家して法皇となりました。寺号は正しくは太平興国南禅禅寺といいます。 ◆庭園レポート 10年ぶりくらいに南禅寺へ行きました。南禅寺は…
正法寺は京都市西京区大原野にある真言宗 東寺派の寺院です。奈良唐招提寺を創建した鑑真和上の高弟、智威大徳 が隠世したのが始まりです。 ◆庭園レポート 「宝生苑」は東山連峰を借景とした石庭と、滝を模した池泉が特長の借景式山…
大乗院とは、1087年(寛治元年)に創建され、平安時代から江戸時代に栄えた門跡寺院のひとつです。同庭園は室町時代に荒廃しましたが、室町時代に活躍した作庭の名手・善阿弥とその子らによって改修されます。将軍足利義政を始め、公…
並河靖之七宝記念館は、並河靖之の七宝作品と工房跡を公開している展示施設です。明治27年に建てられたこの建物は表屋・主屋・旧工房・旧窯場が国登録有形文化財に指定されており、外観は大規模な表屋造で京都の伝統的な商家の構え。並…
永観堂禅林寺は863年に創建され、鎌倉時代真言宗から法然上人に帰依して浄土宗のお寺になりました。 ◆庭園レポート 永観堂の庭園は釈迦堂(方丈)を囲むように三つあります。まず一つ目は北側の緑豊かな池泉庭園。回廊から池泉を鑑…
酬恩庵一休寺は鎌倉時代、臨済宗の高僧・大應国師が建てた禅寺です。アニメ「一休さん」でおなじみの一休宗純が居住していたので一休寺という通称で呼ばれています。 ◆庭園レポート 酬恩庵の方丈は前田家三代・前田利常の寄進によるも…