玉澗流の枯滝組と峻険さに目をみはる名古屋城二の丸庭園
名古屋城は言わずと知れた徳川家康が築城した名城です。 ◆庭園レポート 名古屋城の二の丸庭園の作庭には上田宗箇の関与があるらしいといわれています。江戸の後期に大きく改修され回遊式の庭園となりました。2018年に庭のほぼ全体…
名古屋城は言わずと知れた徳川家康が築城した名城です。 ◆庭園レポート 名古屋城の二の丸庭園の作庭には上田宗箇の関与があるらしいといわれています。江戸の後期に大きく改修され回遊式の庭園となりました。2018年に庭のほぼ全体…
仙洞御所は江戸時代初期に、後水尾天皇が上皇となられた際に造営されました。御殿は1854年に焼失したのを最後に再建されませんでしたが、庭園・茶室などが残っています。 後水尾上皇のために徳川幕府が主体となって造営したものです…
仙巌園は鹿児島県・島津家19代当主であった島津光久によって造られ、それ以降も歴代の藩主が手を加えて改築が重ねられてきた日本を代表する大名庭園です。桜島を望む雄大な庭園に加え、殿様が暮らした御殿もありみどころが満載の豪華な…
金沢市、長町武家屋敷跡は土塀や石畳の小路が残った豪壮な武家屋敷が立ち並ぶエリア。伝統環境保存区域および景観地区に指定されています。野村家の屋敷では珍しい日本庭園が鑑賞できます。 野村家は前田利家が金沢城に入城した時に直臣…
金沢の兼六園は水戸偕楽園、岡山後楽園とならぶ日本三名園の一つとして有名です。江戸時代の代表的な大名庭園として、加賀歴代藩主により長い歳月をかけて形づくられてきました。 兼六園の築庭は、城に面する傾斜地の部分からはじまりと…
後水尾上皇の指示で造営された離宮(天皇や上皇の別邸のこと)です。谷川をせき止めた人工池を中心とした、広大な庭園とその関連建物から構成されています。桂離宮・仙洞御所とならび、王朝文化の美意識の到達点を示すものとなっています…
並河靖之七宝記念館は、並河靖之の七宝作品と工房跡を公開している展示施設です。明治27年に建てられたこの建物は表屋・主屋・旧工房・旧窯場が国登録有形文化財に指定されており、外観は大規模な表屋造で京都の伝統的な商家の構え。並…
水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)は熊本県熊本市中央区にある大名庭園です。細川忠利(忠興の子)が渾々と清水が湧くこの地を気に入り御茶屋として作事されたのが始まり。優美な回遊式庭園です。築山や浮石、芝生、松などの植木…
かつて本阿弥光悦が開いた芸術村があった洛北鷹峯東方(らくほくたかがみねとうほう)の地に構えられた山荘、太閤山荘は戦前に生糸で財をなした川村湖峯の本宅として建築された数奇屋建築です。使用されている木材から庭石に至るまで贅を…
和歌山城は豊臣秀吉が紀州征伐(紀州攻めについてはこちらの歴史のこばなしをご覧ください)をし、無事平定した後に秀吉の命で紀伊・和泉を新たに所領とした豊臣秀長が建てたお城です。 その後、豊臣秀長の家老であった桑山重晴が城主と…
縮景園は縮景園は広島藩主・浅野長晟(ながあきら・幸長の弟)が、元和6年から別邸の庭園として築成されたもので、作庭者は茶人として知られる家老の上田宗箇です。「幾多の景勝を聚め縮めて表現したこと」から縮景園の名称になった説や…
旧徳島城表御殿庭園は、1600年頃に徳島城表御殿に面して造られた回遊式庭園です。桃山様式で当時の趣をよく残しているという理由から国の名勝に指定されています。庭園は枯山水庭と築山泉水庭の構成で、徳島ならではの青石がふんだん…
一乗谷朝倉氏遺跡は戦国大名朝倉氏が築いた城下町全体が、良好に遺存している国の特別史跡として指定保存された全国でもまれな戦国城下町遺跡です。遺跡内には城跡や屋敷跡、曲輪郡などが残っています。それと室町時代の様式を持つ4つの…
岸和田城がいつ誰によって築城されたものなのかは定かではありません。 戦国時代末期、には泉州地域の豪族松浦氏の居城になっていました。その後、羽柴秀吉が家臣である中村一氏を岸和田城主にし、根来寺や雑賀衆の抑えの城としました。…
京都御所は、京都府京都市上京区にある皇室関連施設です。 14世紀から明治2年(1869年)までの間の「内裏(禁裏)」すなわち歴代天皇が居住し儀式・公務を執り行った場所で、現在は宮内庁京都事務所が管理しています。 京都御所…